- ホーム >
- ともだち100人プロジェクト!有村正一さんの東京マラソン2013出場を応援しよう!
非営利型一般社団法人
チームともだち
●お問合せ
Tel: 03-5778-4871
9時~18時 日曜祭日定休
●事務局
〒342-0055
埼玉県吉川市吉川1468-2
FAX:048-984-3037
●チャリティー枠参加料は10万円です。1,000円から受付中!
■背景
昨年、チームともだちで、被災地の仕事失ったお母さんたちに仕事を創るプロジェクト「東北グランマのXmasオーナメントプロジェクト2011」にメンバー参加してくれた(株)ブドリ の有村正一さん(以下、ありさん)。
半年近くに渡って、販促物の製作や販売、イベントなどに多大なご協力をいただきました。
本来であれば会社の繁忙期なのに、合間をぬっては会社のスタッフを連れて、宮城県や岩手県を飛び回っては、被災したお母さんたちの心を一生懸命汲み上げてくれました。
チームともだちの活動だけでなく、仮設住宅に緑のカーテンを設置するプロジェクトや、釜石のラグビーチームを応援するプロジェクトなど、多くの被災者支援に関わってきた方です。
そして福島から避難してきた母子のために、映画のチケットも寄付してくれました。
そんなありさんには「夢」があることを聞きました。
そのひとつが「東京マラソンに出ること」。
毎年応募してきたけど、抽選で落選してしまっているそうです。
ちなみに今年は私も応募しましたが、残念ながら落選(;_;)
ありさんは、小さい頃から短距離はだめだけど長距離走は得意で校内1位の成績。サッカー部員でしたが、ずっと陸上部からのオファーを受けていたそうです。
大学進学後は走る事に集中したかったのですが、しかし高校3年のとき、お父さんの町工場の爆発事故で人生が一変してしまいました。
工場とともにお父さんを失っただけでなく、となりの工場の方の大怪我の賠償を高校生のありさんが背負う羽目になります。
アルバイトを掛け持ちしながら、弟や妹たちの生活費や学費を捻出し、更に賠償もし続けることになります。
高校を卒業し、製パンの職の後、リクルートに入社し、営業では新規獲得日本一の成績を収めたのも、出来高報酬制度だったからでしょう。
なんとか賠償もし終わり、兄弟も学校を卒業させ、ガーデン、エクステリアの世界に入ります。
そこでコツコツ学び続け、41歳の2007年3月にようやく念願の自分の城を持つことになります。
それまでは好きだったランニングは封印。でも東京マラソンは再度走るきっかけとして応募しても毎年落選。
競争率も10倍以上ですからそう簡単に当たるものでもありません。
いつも人の応援ばかりしているありさんですから、たまには応援される側になってもいいのでは!?と思い、というより、「この人こそ応援せねばならない人だ!」と思い、このプロジェクトを立ち上げようと決めました。
ちなみに東京マラソンには一般枠とチャリティー枠の2種類の出場方法があります。
一般枠は前述したように10倍以上の高倍率ですが、チャリティー枠は10万円の参加寄付費を払えば出れます。それは3,000名分の枠があるため、そのチャリティー枠でありさんを出場させようと思いました。
私が思うありさんは、でしゃばらずに有言実行の人。
芯が強く、途中で決して諦めませんのでのでとても信用ができます。
そして自分が過酷な人生を乗り越えてきただけに、被災者に対しても人に対してもとてもやさしく、心を汲み取ってくれる人です。
そのことは高校生の息子さんの言葉でよくわかります。
「世の中で一番尊敬する人は父です。」
東北グランマプロジェクトだけでなく、その後もお付き合いいただいていますが、私がこんな軽い性格なので、外から冷静に見て、友人でも言いにくい事までしっかり叱咤激励してくれています。そのことが本当にありがたいです。 ここで皆さんにお願いがあります。
●お願い1
チャリティー枠に出させるために出場料10万円のカンパを集めます。
そのご協力をお願いしたいと思います(少額でも多くの方から集めたいです) 寄付はこちらです
●お願い2
マラソン当日、応援団を結成し、各ポイントで垂れ幕をもってありさんを応援したいと思います。垂れ幕類の製作応援団&当日声がけ応援団募集!
●お願い3
事前に激励会、そして(ありさんの体力次第ですが・・・)当日か後日に打ち上げをしますので、その幹事役をどなたかお願いします。
尚、もしカンパが10万円を超えた場合、そのお金でさせていただきたいことがあります。それは被災者支援です。その内容はありさんを応援するお金で集まったお金ですからありさんに決めていただければと思っています。
まだまだ、東北復興まで長い道のりです。
東北道も日中を片側規制しないと完全復旧まであと5年かかるといわれています。
先日の台風のときに岩手県野田村にいましたが、堤防ができていないのに4mもの高波が来ていて恐ろしくなりました。
早く、堤防だけでもできて欲しいのですがいろんな問題があってなかなか進みませんね。
そんな状況が今でもあることをを忘れないようにしたいです。
登内芳也
■有村正一さんからメッセージ
とのうちさんといろんな話をしていたときに出た東京マラソンへの思い。
別に走り出すためには東京マラソンでなくても良いはずなのです。
でもその東京マラソンが大切なことを思い出させてくれました。
東京に会社を移してから初めての2月。凍てつく雨の日。
必死で仕事をこなしている合間でしたがいつの間にか長い時間、東日本橋の交差点の沿道からランナーに声援を送っていました。
ふと昔のことが走馬灯のようによみがえってきました。
もともと私は虚弱児で生後9ヶ月、肺炎でほぼ死ぬと診断されました。
一命を取り留めたものの当時公害のひどかった大阪、しかも家業が鉄工所で空気が悪く、幼稚園も三分の一しか行けませんでした。
その身体を何とかしようと思い、小学1年の時からはじめたのは「走る」ことでした。何より家から走り出す姿を父が一番喜んでくれていたから。
学校に行く時、帰る時、友達のところに行く時、すべて走ることにしました。
小学4年生の時、駅伝の練習に付き合ってくれた父を追い越し、後ろを向いたら満面の笑顔で笑ってくれました。
そこからますます、毎日走ることが好きになり5年生の時から始めた新聞配達もなるべく自転車を置いて走っていました。
高校に入り、大会でいつの間にか長距離だけ速くなっていることが分かりました。
2年の冬、父が事故で亡くなった直後のレースで1位になることが出来ました。人生でそれが最初の成功体験でした。
その頃「走ること」は私にとってとても大切なことでした。
人に勝つためではなく、それは自分自身に勝つということ。
東京の街角、直接ランナーの走りをみてそれを思い出し、そのことをある時、とのうちさんに話しました。
人生をグランドに例えると私の歳だともう「第三コーナー」あたりです。
第三コーナーからは左を見るとスタート地点や今までに走って来たコース、それと共にゴールも見えてきます。
この場所からもう一度、謙虚に自分を見つめ直すため、今の自分のために走ろうと思います。
支えてくれたたくさんの人への感謝、これからゴールまでに出会う新しい人たちへの期待。
またきっと幼い頃から伴走してくれている父の思いと共にゴールを目指そうと思います。
寄付枠ですが、参加費その他についてはすべて応援してくれるとのうちさんが主宰するチームともだちの活動資金にさせて頂きたいと思います。
こんな私事に共感し、夢を叶え、走らせようとするどこまでも純情で人の良い、とのうちさん、そしてチームともだちをもっと励まして頂ける方がいれば、是非、とのうちさん、ついでに私も応援よろしくお願い致します。
有村正一
※「参加費その他については・・・」と、ありさんは言ってくれていますが、マラソン参加費に
あてさせて頂きます。 by 登内
■チャリティー枠参加料の寄付
【振込先】
●ゆうちょ銀行 ●店名 038(ゼロサンハチ) ●普通口座 ●口座番号 9085922
●名義 一般社団法人チームともだち ●ヨミカタ シヤ)チ-ムトモダチ
※寄付いただいた方は、下記をご連絡ください。
●団体名、企業名、お名前
●メールアドレス
●「カンパ協力をいただいた方」にお名前を掲載してもよいかどうか?
●有村さんへのコメント
<送信先> E-mail:tomotomo@tomodachi.in