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- 「チームともだち」(TEAM TOMODACHI)とは?
非営利型一般社団法人
チームともだち
●お問合せ
Tel: 03-5778-4871
9時~18時 日曜祭日定休
●事務局
〒342-0055
埼玉県吉川市吉川1468-2
FAX:048-984-3037
「チームともだち」とは
Ⅰ.目的
「チームともだち」は、人と人を繋ぐ活動をしております。
もともとは「日本人が外国人のともだちをつくろう!」と活動しておりましたが、
3.11の東日本大震災を機に「被災地にともだちをつくろう!」と、被災地と被災
地以外、または被災地と被災地の人々を繋ぐ活動にシフトし、活動しております。
Ⅱ.チームともだちがすべきこと
1.こどもたちのための活動(非営利活動)
こどもたちが「自分の力で未来を創る」ための応援活動
こどもたちにとって大切なことは「より多くの人と出会い、より広い世界を知る
こと」です。
その中で、違いを尊重し、自然に感謝し、人との繋がりや社会に貢献することを
自然に身に付けていけるのだと思います。
経験や知識は多いほど良いと思いますが、それが具現化される時はよりシンプル
であるほうが良いのだとも思います。 こどもたちが経験や知識をたくさん積み
上げ、その中で「本当に大切なこと」を削って削って絞り込む。 そんな作業が
大切です。
その作業を応援するために、大人たちがサポーターになって活動します。
「こども新聞社」プロジェクト
被災地のこどもたちがつくる地元の新聞社を立ち上げよう!とこのプロジェクト
がスタートしました。
こどもたちが日々復旧・復興にがんばる大人たちや村を取材するのです。
その子供たちが大人になる10年、20年、30年後には、その新聞は貴重な地
域の復興の記録になっていることでしょう。
まずは縁のあった岩手県野田村で「野田村こども新聞社」を立ち上げることとな りました。
岩手県野田村は青森県八戸市から1時間半ほど南下した人口4600人程度の小
さな村です。
今回の津波で村の1/3が流され、しかもそこは中心部でした。
関東からは遠く、知名度も低く、当初はマスコミもほとんど報道しなかったこと
もあり、ボランティアもなかなか集まらなかった地域です。
しかし、地元の洋菓子店がオープンするなど、いい話題が出始めたことで、マス
コミも入ってくるようになりました。
こども新聞作りをするためにはノウハウが必要です。
しかし、地元の学校には新聞委員会がなかったため、編集や新聞づくりのノウハ
ウがありません。
すると、群馬県桐生市の境野小学校の先生が協力していただけることになりまし
た。
ちなみに毎日新聞社では毎年、全国小・中学校・PTA新聞コンクールを実施し
ており、境野小学校は入賞するくらい新聞づくりに力を入れている学校です。
「野田村の子供たちが取材をしてくれたものを、桐生に送ってくれれば、こっち
の編集委員の子供たちが編集して、野田村に送り返してあげますよ」
大変ありがたい申し出です。
先生も「空き缶を集めて寄付をするだけでなく、もっと具体的に何か支援したかっ
た」と言ってくださいました。
野田村と桐生市のこどもたちのコラボ新聞です。
完成させて、いづれは子供たちがどこかで直接出会えたらいいですね。
そんな、こどもたち同士がつくる新聞の和を全国に広げていきたいと考えており
ます。
参加メンバーを募集しておりますので、この活動にご興味のある方はお問い合わせ下さい。
チームともだち こども新聞プロジェクト 担当 登内、松平
2.大人がすべき活動(営利活動)
こどもたちが夢を見られる日本をつくる活動
大人たちがすべきことは、こどもたちが夢を見られる日本をつくることです。
こどもたちが夢を見られる日本とは「本当に大切なことがきちんと残っている国」
と考えます。
3.11に発生した東北関東大地震において、多くの被災者が出ました。
被災者に対して、まわりの大人たちがしなければならないことは「困っている人を助けること」です。
チームともだちには経済人が多数集まっておりますので、その困っていることの中でも特に「雇用問題」をテーマにして活動します。
雇用を確保する手段として、大きく3つあります
1.既にある職場を失わないようにすること
2.他の地域の職場を持ってくること。仕事をまわすこと
3.新たな事業をつくり、新規雇用を生み出すこと
チームともだちにおいては主に「3.新たな事業 をつくり、新規雇用を生み出すこと」に重きを置いて活動します
1.被災地商品の流通プロジェクト!
東北フェアは都内でもよく行われていますが、本当の被災地である地域の商品が
あまり流通されていないことに違和感を感じます。
それは生産量が少ない、もしくは生産できないこともありますが、それ以前に小
さな集落なので知名度が低いことが原因です。
そこで、そのような地域のものだけを積極的に流通するプロジェクトを立ち上げ
ました。
まずは2011年お中元ギフトセットからスタートします。
通販ホームページは準備中です
2.被災地の半壊した縫製工場に仕事を!
岩手県久慈市は縫製の下請工場の集積地です。
ミシンが100台以上流されてしまった工場もあり、大船渡や青森の縫製工場さ
んが15台ほどのミシンを寄付してくれてなんとか創業再開できそうです。
ただ、仕事が無くなってしまっていることで、社員を呼び戻すことができません。
そこで、チームともだちのアパレルや縫製に強い会社さんたちが、仕事を作り出
してくれようとしています。
3.被災地の農家に仕事を
塩害に強い作物の種を用意し、塩害に会ってしまった田んぼや畑で生産ができな いか検討しております。
4.被災地工場で使用していた特殊部品の製造・提供
群馬県の金属加工チームが、被災地の工場で壊れてしまった特殊部品を試作して
くれています。
もともと特殊な部品で、ベテラン職人に頼んでいたようですが、現在はそのよう
な職人も少なくなり、なかなか手に入れることが出来なくなってきたそうです。
それを群馬のチームが試作にチャレンジしてくれています。
Ⅲ.チームともだち 組織概要
チームともだちは、個人や企業、支援団体などが参加しているとても緩やかな組織です
被災地や被災者には様々な問題がありますが、その問題を解決したい人がプロジェ
クトを立ち上げ、それに興味ある人が参加するといった形態です。
また、プロジェクトと同時に参加支援団体の活動情報を共有することで、個々に
その団体を応援することもよくあります。
そのプロジェクトがチームともだちの中だけでなく、外に飛び出してもまったく
構いません。
最終的には、枠は関係なく、ひとりでも多くの国民が様々な形で動くことにつな
げられればと考えております。
発起人
- 東京都 バイヤーズ 登内芳也 http://www.buyer-s.com
- 東京都 アバンティ 渡邊智惠子 http://www.avantijapan.co.jp
- 秋田県 本田商店 本田正博 http://www.honda-shoten.co.jp
- 群馬県 ユニーク工業 羽廣保志 http://sokozikara.chicappa.jp/habiro/
- 群馬県 グラムス 松平博政 http://www.yolknet.co.jp
- 千葉県 ロックホッパー 大谷真奈美 http://www.csr-magazine.com/
- ※群馬県 下請の底力 登内、羽廣、松平 http://sokozikara.com/
●お問合せ
Tel:03-5778-4871 営業時間:9時~18時 日曜祭日定休
E-mail:tomotomo@tomodachi.in URL:http://tomodachi.in
Blog:http://tomotono.jugem.jp/
●事務局
〒342-0055 埼玉県吉川市吉川1468-2 FAX:03-5778-4956
「チームともだち」のシンボルマークはガーデンラボ株式会社さんのデザインによるものです。
ガーデンラボ株式会社さんからのメッセージです。
チームともだちのロゴマークの最大のモチーフは「日本の笑顔」です。
このモチーフを最大限に活かすよう「かわいい笑顔」と、日本の国旗を象徴する日の丸の「赤」で構成しています。
■王冠の意味
笑顔の上にある王冠は、こどもたちひとりひとりの個性を活かし、それぞれがオンリーワンの王様になれるような未来をつくること。そんな自分に誇りを持てる自分になれるんだということ。そして、「誇りを持てる日本」という意味であると同時に、ひとつの投げかけ、ひとりの発言が波紋が広がるように日本から世界へと広がることを象徴し、波紋の最初の一滴が作り出す「ミルククラウン」の意味も兼ねています。
さらに、そのミルククラウンは、「皆で手を取り合う様子」をあらわし、子供も、大人も、だれもが手を取り合って、その波紋を広げて行く、という活動を表現しています。
■誰でも「ともだち」になれるということ
ロゴを手書きのひらがな(+カタカナ)にしたのは、こどもも、おとなも、誰でも読める、誰でも親しめる、ということから。アルファベットや漢字などを使わず、日本生まれの仮名文字で、「日本らしさ」を表現しています。
誰が見ても「チームともだちの笑顔」だとわかるようシンプルでありながら、これまでにない色と表情で、こどもたちが、まねて描きたくなるような親しみを込めました。この活動を通じて、ひとりでも多くの人とつながり、多くの笑顔を生むことができますように。そんな願いをこめたデザインです。